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Logic X Proが発表されました

かなり前から噂されていましたが、ようやく出ました。
Apple : Logic X Pro

私は現在、Logicを制作のほとんどで使い、ライブではMainStageを使っています。Appleの恩恵を受けまくっている、ちょっと恥ずかしさもありますが、切ない事情もあり現在はこれが精一杯です。

たぶん、いらない機能なんかも沢山入っていると思いますが、やっぱり期待はしてしまいますね。一番欲しい機能は「抜群の安定性」だったりするんですが(世界中のエンジニアやミュージシャンがそれを望んでいます)。「それは機能ではない!」というツッコミが自分からアリました…。

現在のLogic Pro 9は、安定して動作していますよ(しかもiMacで)。

ただ、外部機器との相性などは一社がどうこうできるものでもないでしょうから、スタジオとして動作させるためには不具合があるのも事実です。オーディオインターフェイスには、「PreSonus FireStudio」を使っていますが、サンプリング周波数96kHzでのメインモニターはできません。ポップノイズが激しく出ます(デジタルのクラックノイズなので、相当機材と耳によろしくないわけです)。本家のサイトのフォーラムでも話題にしていた人が居ましたが、多分、対応もされていませんね。原因究明を諦めて(結構いろいろ試したんですが)、モニターは、パラアウトから出してコトをしのいでいます(こっちにはノイズは乗らない〉。

話題がそれてしまいました。そ、そういうことで、外部機器との相性ってのは、使ってみないとわからないということもあり、結構いつも「イチかバチか」という感じですね。しゃあない。その分なんらかの恩恵を受けているんですから。

ちらっと見た限りでなんですが(ネット回線が遅すぎるのでぱっとブラウズ出来ないんです)、今回のバージョンアップでは、インターフェイスがかなり変わったみたいですがそれはまあいいです。ピッチ補正がきっともっとすごく良くなっているんでしょう。ドラマーが叩いたようなドラムが自動演奏できるんでしょう。

またまた怖い世の中になって来ました。どんどん「生」は消えていくことになります。

そして私はこのツールがないと、「生」を表現出来ません。それも事実です。

いかにこのバーチャルな世界の中に本物を詰め込んでいくか、それが現代のミュージシャン(正確にはミュージックプロデューサーでしょうか)の宿命なんでしょう。

 

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