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星空の龍氷 [Monthly Report 2015-11]

北海道立オホーツク流氷科学センター(紋別市)をご存知ですか?私は先日初めて伺いましたが、ライブ出演でしたので見学コースは全く見ておらず、ちょっと残念。2年ほど前に流氷を観に行ったのですが、ガリンコ号という砕氷遊覧船に乗って沖合まで行きました。半径8メートルくらいの流氷が最大。時期が少し早かったみたいです。なので、今度は流氷の季節に行って、このセンターにもちゃんと見学で入るつもりでいます。

さて。
去る10月10日から、このセンターで「折り紙で綴るオホーツクの自然」という企画展が開催されていた。折り紙で大小様々な動物や植物などを作り、会場内にジオラマのような形で展示されていた。その会場に流れるBGMを作曲させて頂く機会をもらえた。当初から管弦楽作品を書こうと決めていた。今のDAWとソフトウエア音源ならそれが可能。ただ、オーケストラ楽器は特に音量変化が大きいので、それを全部データで書く(本当にグラフィックで書く)のは骨が折れる。しかし、頭の奥でなっている音に近い曲に仕上がってくれば、やはり素直に嬉しい。

「私はこういうことがしたかったんだ!」と改めて感じた。
先にBGMと書いたが、当の本人(私)はBack Ground Musicとは到底思っていない。もちろん主役ではないが、主役のイメージを更に高めるための芸術的作品作りをしたいのだ。心・感情・風景・色…から「音」を紡ぎだしたいのだ。映画・映像・ドラマ・舞台など・イベント・セレモニー・何か新しい表現に付く音楽などの作曲をしたいのだ。

曲自体の満足度は、毎度ながら低いのだが、それでも一歩だけ進んだ気持ちにはなれた。

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でまあ、そのお披露目というか、生の演奏を披露することになった。オカリナ奏者&シンガーの「眞朝」さんとのユニット「ORIGIN」として出演。3曲プラスαの短いステージだが(といっても展示会のBGM曲「星空の龍氷」は10分近くある…)、お客さんには喜んでいただけたようだ。

今年のライブ活動は、9月末で終了!としたはずだったが、急遽のこのライブも入り、さらにまた「ピンチ!助っ人頼む!」という以前からやっていた旭川のバンドからの連絡も入り、まだライブ出演は終わらない。

ありがたいことである。

…ちょっとキツイけど(笑)

 

■後記

今年の冬は例年より早くやって来た。忙しい最中つい越冬の準備が間に合わず、気がつけば陸の孤島に(雪で埋もれたってこと)。除雪機を動かそうにも、どうも調子が悪くてエンジンがかからない。時間を見つけては、メンテナンスやら分解やらをしている。今年もサバイバルの冬が始まった。とほほ。

 

 

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