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鈍感力 [Monthly Report 2015-02]

このところ、ライブへ向けての創作や準備、生活の糧にするための事業の推進、心を分断されるような出来事に翻弄される日々などが続いた。かろうじて、牛歩ではあるが歩いている。戻るときも多々ある。1年前と何も変わらず進んでいないと気づく時もある。でも、「少しは強くなってきたもんだなあ」とも思う。いや、単純に鈍感になってきただけかもしれない。

 

鈍感、Welcomeだ。

 

なぜ私は、こんな困難な道へ進むのだろう?バカでしか無い!と思うのだが。それでも私は音楽を選んだ。この不便で面倒臭くて危険な場所で生きることにもした。その道で誰かに喜んでもらえれば、私が存在する意味があるのだ。喜んでもらうには、自分しか出来ないことをした方がいい。弱点をなくするのではなく。そう考えると、今やっているやり方に到達してきたわけである。

GOOD!とは到底思えないけれど、今までのMy Bestであるのは多分間違いないのだろう。その程度がMy Bestなのだ。情けない。

 

「もっと演奏向上に自分のリソースを使ったらどうか」「それで音楽家といえるのか」と言われたら言い返す言葉もない。

 

こんなやり方しか、出来なかったのだ。私は、それを自分自身で選択してきたのだ。

 

その「困難な道」だと思ってきた道は、自分にとっては一番簡単な道だったのだ。「一番困難な道から逃げた証」なのだ。

 

 

そんなことを考えていた数ヶ月。

 

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