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心を開いて / ZARD

心を開いて/ZARD | Harukamusic
ZARD
心を開いて
1996-05-06
B-Gram RECORDS
JBDJ-1016

ZARD

心を開いて

1996-05-06全2曲

力強く抜けるサウンドと優しい歌声

【Haruka’s Voice】

偉大なるアンディー・ジョーンズ

前作のシングル「MY FRIEND」が終わるかどうかという時に始まったこの曲のレコーディング。私も少しは仕事に慣れてきていましたが、それでもなかなか溶け込めていませんでした(私は人見知り激しい人間です)。ですから、初めてこの曲のタイトルを見た時に、ちょっとドキっとしました。もちろん、私の事を言っている訳ではありませんが。

アンディー・ジョーンズさんというアメリカの名ミキシングエンジニア・プロデューサがいます。レッドツェッペリンの「天国への階段」という名曲がありますよね、あれなんかを録ったレコーディングエンジニアだと聞きました。12弦ギターをフィーチャーしたサウンドが印象的です。そのエンジニアがB’zのレコーディングで日本に来ていたんですが、「ついでに何かミックスしてくれませんか?」というわがままな(?)会社の申し出を受け入れてくれました。他のアーティストの曲もあったんですが、それらとこの曲を聴き比べて「こっちをミックスしてあげるよ」とこの曲を選んでいただきました。(アンディーさんは、後にも何曲かミックスしているみたいです。私の在籍している間にはこの曲と「眠り」(アルバム版)という曲をミックスしていただいたと記憶しています。)

さすがアンディー・ジョーンズ、「この曲に12弦ギターをダビングしたい」と言い出しました。トレードマークですからね。早速ダビング。さらに「タンバリンを入れたい」と。その録り方がすごい。マイクからタンバリンを結構な距離を置いて録るんです。普通の日本人エンジニアなら、迷わず近くで録ります。距離を離したようにするなら、機械を使って後からそれらしく処理する事が出来なくは無いからです。逆に一度離して録ってしまったら、もう絶対に近くに寄せる事は出来ません。それをやってしまうんです。最初から”このタンバリンはこの辺りにこんな感じで鳴っていて欲しい”というのが明確にイメージできているんでしょう。だから、そのイメージ通りの最高の音が録れます。後で機械を使って処理しても、この本当の音には絶対に勝てません

「後でなんとでも出来るように録るか、後からはどうにも出来ないけれど最高の音を録るか」その選択ができるか出来ないか(その勇気と自信と技術)、それを彼から学びました。後の私にも大きな影響を与えています。

アンディの録った12弦ギターもタンバリンも見事に曲になじみ(というより、確実にクオリティアップ)、いい音に仕上がりました。本当にいい音ですから、ぜひとも聴いてみて下さい。アルバムやベストなんかにも入っていますが、マスタリングの具合はシングルCDが一番いいように感じます。シングルCDが手に入れば最高です。