
Voice
- 刹那(仏教用語):きわめて短い時間。瞬間。
- たゆたふ[たゆたう](古語):揺れ動く。漂う。(”ためらう”などの意味もあり)
人生という時間、長いようで短い。宇宙の時間からすれば、人の一生の短さなど、まさに一瞬。
その極めて短い時間の中で、人はそれぞれの時間の使い方をする。
ただただ、漂うようにのんびりプカプカするのも悪くない。
心が揺れ動いたり、ためらったりも、それが人間。
人間の存在、地球の生命の息吹、それも一瞬のことなのでしょう。
人生という時間、長いようで短い。宇宙の時間からすれば、人の一生の短さなど、まさに一瞬。
その極めて短い時間の中で、人はそれぞれの時間の使い方をする。
ただただ、漂うようにのんびりプカプカするのも悪くない。
心が揺れ動いたり、ためらったりも、それが人間。
人間の存在、地球の生命の息吹、それも一瞬のことなのでしょう。
音楽って何だろう?今までにもよく考えてきたことですが、ここで一度形にしてみようかと思いました。
まずは、Wikipediaから拾ってきた定義を抜粋させていただきましょう。
音楽は、ある音を選好し、ある音を選好しない、という人間の性質に依存する。
音楽には以下の3つの要件がある。
1:材料に音を用いる。
2:音の性質を利用して組み合わせる。
3:時間の流れの中で材料(音)を組み合わせる。
西洋音楽では、リズム(律動)、メロディー(旋律)、ハーモニー(和声)をもつものが音楽とされる。そして、このような特性をもつ音を様々な方法で発したり、聴いたり、想像したり、楽しむ行為のことをも指す。広くは人間が楽しめたり、意味を感じたりすることのできる音全体のことをさす場合もある。
なるほど。わかりやすようでわかりにくい(笑)。
ここからは、ほぼ私の考えです。
まず結論ですが。
音楽とは
先のWikiの定義にもあるように、我々が通常接している”音楽”と言われている「ごく一般的な西洋音楽」、これにおける三要素は「リズム・メロディ・ハーモニー」ですね。
では、これをもっと本質に迫って分析してみます。(Wikiの定義はここでは無視してます)
でもって、何故か人間はこれらを「ここちよい」とか「不快だ」とかを”感じる”のです。
例を挙げてみましょう。
たとえばモールス信号。ツーツツツーてやつですね。
これです。
ちなみに「I Love You」という言葉を信号にするとこうなるみたいです。
この単純な音にあるのは、一定の音程とリズムだけ。メロディーがあるとはあまり感じませんよね。ハーモニーはかけらもありません(一つの音しか鳴ってませんから)。当然「音楽」だとは感じません。少なくとも、音の「高さの変化」が必要でしょう。まあリズムは感じますよね。
(”現代音楽”的に言えば、音楽といえるかもしれませんが。)
リズムを判別するには、一定の基準が必要です。モールス信号も、信号としての意味を理解するためには、ある一定の”基準”の上にこの信号が乗らなければわかりません。つまりテンポがあります。テンポとは「キャリア(搬送波)」といっても良いかもしれません。キャリアは鳴ってはいませんが、必ず存在しなければならないものです。このモールス信号の例で言えば、複数の音が現れてから、お互いの距離感をはかり、そこに一定の基準を人間の頭脳が無意識に作り出しています。その一定の基準をもとにした時間軸の上に、音がタイミングに合わせて鳴っている、これがリズムを感じる要素です。
この信号音に、それぞれ音程差をつければ、おそらく、メロディとして聞こえるようになると思います。 メロディは、意外に単純です。音の高低と長さ、前後の関係という明確な定義ができそうです。
(さらに、別の音を調和が取れるように充てれば、ハーモニーとなり、音楽になってくるでしょう。
この実験、面白そうなので、次回からやってみましょー。モールス信号から音楽へ。楽しみにしててください。)
リズムとメロディはここまでとして。ハーモニーとはどういうものでしょうか?
長くなりそうなので、この続きは次回からに続きます。
今回の曲「刹那にたゆたふ」は、まさに「波」と「時間」に関してのテーマでした。
次回からの豆コラム(どこが”豆”なんだ?だと言われそうですが…)に出てきますが、あえて「不快な響き」を入れた箇所もあります。
[出典]
グリークの「春」をアレンジ。
(オリジナル楽曲はこちらなどで聴けます。)
ドビュッシーの「夢」をアレンジ。
(オリジナル楽曲はこちらなどで聴けます。)
Haruka Music ~YUJI YOSHIDA OFFICIAL~
1995年からのプロレコーディングエンジニア時代、1998年からのインディーズレーベル主宰時代、空白の時を経て復帰した2010年から今に続く作品についての紹介をしています。
今の活動や感じていること・考えていることなどを徒然なるままに書いています。
吉田悠二がプロデュースする、自家製天然酵母パンと手作り菓子の店
種を起こすところから全て自家製の酵母と、丁寧に選びぬいた素材からつくる、心にも体にも良いパン作りを目指しています。
『素朴だけれど、美味しさの本質を逃さない!』その目的にあう素材をふんだんに使った田舎風手作りお菓子。