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冬至、キリスト、元気、大切な風習を忘れた日本人

今日は冬至です。夜の時間が一年で一番長い日。正確には、”太陽の高さが一番低い日”らしいです。

でも、実際の日の出の時刻が遅い日とは一致しないんです。半月ほど遅れます。調べてみると、札幌では今年は1月1日が一番遅いみたいです。

冬至(というか太陽の動き)は、体調にそこそこ影響しているんだそうで。冬期うつ病というのがありますが、これもまさに太陽が関係しています(セロトニンが減る)。

冬至がお祭りになっている国もあるそうです。それだけ太陽に対する渇望があるということです。そこに目を付けたキリスト教の布教者は、キリストの誕生日を冬至に決めたんだそうです。清書には12月25日がキリストの誕生日だと言う記述はないんだそうです。冬至のお祭りとキリストを結びつけた事でキリスト教の布教は大成功をおさめた、ということらしいんですよね。感心しました。

これは、通っているお医者さんから聞いた話。

体調はあきらかに冬至に向けて落ちて行くらしいです。脈にもしっかり表れるんだって。かくいう私も、とくにこの何年かは、冬に向けていろんな故障が増えてきます。去年(2010年)の12月なんかは最悪でした。だから妙に納得した話でした。

「冬至を過ぎると、元気になってきますよ!」だって。

我ら日本での風習で、「冬至にはカボチャを食べて金運がアップ」というのがあります。その他にもこんにゃくを食べたり、ゆず湯につかるなどがあるそうで、ちょといとググって調べてみると面白いですよ。

日本にたくさんある伝統的な風習を、今の我々は無くしてしまった。ここ数十年の話でしょう。おそらく、長い歴史の中で発見して来た、「単に生きる」という上で大切な事を、(特に我々世代以降は)無視し続けてしまう習慣がついてしまったのではないかと思います。

簡単な事なのに大切な事を捨ててしまった私たちは、当然その報いをうけるのでしょう。それを痛切に感じています。

さ、今日はカボチャの煮付けでも作ろうかな。

 

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